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2011年1月30日 (日)

タイミングは大事

ダボス会議で菅首相が述べたTPPに関する談話「明治・戦後に次ぐ第3の開国である」…一昨日私の書いたコメントでも見たのでしょうか(笑)確かに今の農業鎖国を替えるわけだから十分に成り立つけど、問題は6月までにほんとに結論を出してTPP参加できるのかどうか。また農協などの農業関係者の反対に押されて、先送りにならなければいいのですが。正直、TPPに参加するのは早いほうがいいと思います。いつまでも問題を先送りを繰り返して遅れていくと、他参加国が強硬化して、参加する頃には大分不利な状態となり、経済に打撃を与えられかねません。
それを示してるのが幕末の開国の時。鎖国を200近く続けていたものの、1800年代になって蒸気船が太平洋を行ったり来たりするようになっても世界を見ることもせず、1808年のフェートン号事件以降は「全ての外国船は大砲で撃ち払え」の方針に変えてしまい、アメリカが穏便に開港を求めるため商船モリソン号を送ると大砲で撃ち払い、それでも穏健派のピッドル司令官が自ら軍船で向かい、「対等な」通商と開国を求めたのに対しても、出て行けと言わんばかりの対応で追い返す始末。その結果どうなったか?アメリカは怒り、強硬派のペリーが司令官になり、軍船で直接乗り込み開国を要求し受け入れさせて、攘夷と開国で大論争でさらに本格開国が先延ばしになった結果、さらなる強硬派のハリスによって日米修好通商条約は治外法権を認めさせ、関税自主権の剥奪、金銀の交換レートを不当な形にしてしまい、日本の経済は大混乱になった…
 これだけ見ても十分教訓となる事はお分かりでしょう。特に今の政治は江戸時代のように朝廷の勅書などの許可とかもなく、政治家の話し合いで決定できるものですから、海外との付き合いは世界情勢を見極めて、早急に決めないと、どんどん不利な立場に追い込まれるのは間違いありません。そこの所を今の政治家が分かってくれているといいのですが…やっぱり歴史は繰り返すんでしょうかね。

あ~またまた政治話を書いてしまってすみません。でもたまに書きたくなるんですよ。最近のマスコミのニュースはどちらの味方なのかはっきりしないので、嫌気がさすんですよね。予算案なんかはいい例で、庶民に重視した景気対策予算にすると「財政赤字が膨らむ」、財政重視の予算案にすると「消極的で国民無視」、さらに福祉予算のための増税にすると「国民家計を圧迫」、じゃあどういう風にすればいいのかはっきり書けばいいのに、批判のところばかり重視して書くものですから。もう手垢のついた書き回しはよしましょうよ。

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