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2011年4月26日 (火)

まずやるべき事

ブログネタ: 原子力発電について、どう思う?参加数

最近原発反対デモが多いので、もう一度改めて書かせていただきます。
前にとある市民団体のコメントに「原発を止めれば住民の安心を守れる」とありました。とんでもない馬鹿意見だと思います。
原子炉を止める、撤去するだけでどれだけの膨大な時間を要するか。その間にもし地震が起きて、解体中の放射性物質が津波などで流されたり放出されたら、その被害は福島の比ではありません。もしそんな被害が及んだら、その責任は行政だけではありません。原発を止めた市民グループ、それを容認した国民にも責任が及びます。
何度でも書かせてもらいますが、この問題は感情論だけでは解決できません。テレビではもう太陽光発電や風力発電がすぐに普及すると報道されていますが、まだ不可能なことは4月3日にも書いたとおりです。もちろん今回の原発問題で技術が発達し、効率、コストも向上するでしょうけど。
まずやるべき事は、地震と津波から、いかに原発を守るかという事です。で、ここが肝心なのですが、「津波をかぶらないようにする」対策ではもう無理である事は今回証明されています。むしろ「津波をかぶっても大丈夫」な対策を講じるべきかと。そのためには福島の状況ばかり目をみずに、女川原発の方も見るべきです。どのマスコミでも福島の被害ばかりが報道されていますが、震源地に近い女川原発がなぜ最小限の被害で済んだのかという所はほとんど報じられていません。大部分が「建屋が高台にあったから」で済ませていますが、でもその高台にあった原発ですら「想定外の震度、津波(東北電力談)」だったと言う事を忘れてはいけません。ただ単に高台だったという単純な結論で終わらせず、ちゃんと検証して、その教訓を他の原発にも生かすべきです。
結論としては、まずは津波対策、地震対策をしっかりと施し、周辺住民たちにもその対策の全てを公表して議論を重ねていくのが先だと思うのです。推進か反対かという議論はその後です。
今の状態で原発を止めると言う事は「安全装置も止める」という事を忘れてはいけません。

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