« 酔い止め薬 | トップページ | 地・デ・ジ・か・と »

2011年4月17日 (日)

松菱とかじ町プラザ

2011matsubishi001今日は旧松菱ビルが解体される前に写真を撮っておこうと思い、浜松駅前を散策。
まずはエクセル浜松が進出予定のかじ町プラザ。旧イトーヨーカ堂浜松駅前店の跡ですが、現在地下はライブハウス、6階にはビジネスホテルが進出しています。しかし、4階にはエクセル浜松が進出するものの、1~3階はまだがらんどうのまま。今後の出店展開が気になる所です。
ちなみに周りを見てみたのですが、まだエクセル浜松がある事を示す物はまだ見当たりませんでした。8月開業だから、7月ぐらいまではまだ表記されないかな?

2011matsubishi002そして本題の松菱跡。 手前にあるのが解体予定の本館ビル、奥にあるのが新館です。
当時は県下最大級面積の百貨店を目指して92年に現在の形になったのですが、この直後にバブル崩壊。全国の百貨店の売り上げの落ち込みがなだれ込んだ上に、新館建設費の負債が経営を圧迫。
さらにJR浜松駅と遠州鉄道新浜松駅の間に遠鉄百貨店が開店して人の流れが鍛治町側に流れなくなってしまいました。
01年に西側に作られた浜松市運営の複合施設「ザザシティ浜松」と繋げて、両翼効果を上げようとしましたが、連絡通路がつながった直前に経営破たんしてしまいました。しかも破たんした当日に即時閉店。従業員、買い物しようとした客にも蒼天の霹靂でした。
そして開発業者が決定したものの、地権者間の対立、大丸の出店断念など紆余曲折を経て10年間も放置されていました。ガラス越しから見る内部は、一切のメンテナンスがされてないので、天井の塗装が剥がれ落ちたり、雨水がしみこんでいたりと燦燦たる有様です。

2011matsubishi003こちらが新館側。 右下にあるのがザザシティにつながる連絡通路です。つながった直後に経営破たんしてしまい、結局一度も使われた事がありません。
今後、本館は取り壊される予定ですが、新館の方は90年建設と日が浅いため、そのまま残されるそうで、どういう利用のされ方となるかが気になるところです。新たな出店には難しいところがあるので、もしかしたらかじ町プラザ同様、ホテルになる可能性も否定できません。

2011matsubishi005その地権者の中にいるのが、松菱の中に出店していた雑貨店「趣味のあがた(左)」と金物屋「くろかねや(右)」です。(現在でも別の場所で営業中)
今後解体後は「一体施設ではなく、個別の建物を建てて商売をしたい」という話なので、もしかしたら解体後に小さなビルがいくつも作られるという形になるかもしれません。それも一つの形だと思います。大きなビル一つ建てて見栄を張るよりは、個性のある開発をした方が利用価値が上がるはずです。とにかく今のような「出店待ち」という状況を打破して欲しいとエールを送りたいです。

2011matsubishi004最後にお土産に買ってきたのが、秋芳堂のカステラ饅頭。 この秋芳堂も松菱と深いかかわりがあります。
かつては地下食品街に出店していて、自動で饅頭を焼いていくのをガラス越しに見ることが出来るので、子供の頃は浜松に行くたびにここを見ていました。
今の焼印は浜の文字に松の絵をあしらった「浜松」にちなんだものですが、松菱にあった頃は浜の文字の代わりに松菱のマークがあしらわれ、今でも通称「松菱まんじゅう」と呼ばれています。経営破たん当時、この饅頭焼き機をガラスを壊して取り出して、現在の店舗に持ってきたそうです。
現在でも隠れた銘菓として人気があり、白あん、つぶあんを選べて18個690円(包み紙)という低価格。浜松に来た際はぜひご賞味あれ。

|

« 酔い止め薬 | トップページ | 地・デ・ジ・か・と »

地元ネタ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 酔い止め薬 | トップページ | 地・デ・ジ・か・と »