« 時間をとるか、値段をとるか | トップページ | 6月最初から難しい話ですみません »

2011年6月 1日 (水)

震災を政権奪還のダシにするな

はい、またしてもつまらない政治話です。

何か自民・公明両党が不信任決議案を出す様子です。全く能天気というか、国民無視の様子ですね。今選挙だ、総辞職だと言っていたらほんとに必要な事が出来なくなるのは目に見えてます。前に静岡県の川勝知事が「今は臨戦態勢のはずなのに、自民党には全く緊張感がない」と仰っていましたが、全くその通りだと思います。
第一、震災の復興案がなかなか動かないのも、野党が自分のプライドを崩さず、協力しようとしないからでしょうに。前にも書きましたが、今の自民党には「とにかく政権奪還」以外には何も見えていません。政権奪還のためなら、震災もダシに使う様子で、被災者にとってはとっても迷惑な話です。今は与党も野党も一致団結して、必要な法案は意見を出し合って早く成立させなければならないのに、今の国会は震災前とほとんど変わらない感じで動いているようにしか見えません。だから緊張感がないと思うのです。ここらで政治家たちが身を切る覚悟で挑まなければ、今の状況を改善できるはずがありません。
また「福島原発の対応が遅い」と言われていますが、これは東電の管理のずさんさもありますが、今まで起きた事がない事をやる事になったわけですから、政府側の対応が遅くなるは無理もありません。何せ何も起きてない時に紙で書いたシミュレーションのマニュアルなど、実際の事故で素早く対応できるわけがないんですから。これじゃどんな党が与党に立っても、対応が遅れるのは当たり前です。これで第2の事故が起きて、同じ状況になったら「対応が遅い」と批判されても仕方ありませんが…。

一方の民主党も、小沢グループが不信任案に同調する動きがあるようで、ここももうちょい腰をすえた政治を行って欲しいものです。国民の意見を聞きながらというのは、どうしても弱腰になってしまうもの。何せマスメディア教に流された国民達の意見のほとんどは、結局「自分たちを楽に、でも手当てを交付するのはバラマキ」と矛盾した内容になってしまいます。おまけにマスメディア教が大きく取り上げやすい内閣支持率も、結局はその意見に国民が流されてしまいます。
ここらで「政治生命をかけて」というよりは「国民に批判をうけようが、今の状況を克服するために震災対策を断行する」ぐらいの気構えで挑んで欲しいのです。それが「独裁だ」と言われるかもしれませんが、決断力と独裁は紙一重なのですから。
まあ、ここらで小沢グループが政権にたって、「悪役」「汚れ役」を引き受けてくれれば、それでも改革は動くかもしれません。豪腕ぶりで震災対策断行→野党・国民から批判を受けても増税・手当て縮小、国家公務員大幅削減などで財源抽出→復興した後に総選挙で敗北→次の内閣が余裕を持った財源で国民を楽に…というプロセスになると理想的なのですが。

|

« 時間をとるか、値段をとるか | トップページ | 6月最初から難しい話ですみません »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 時間をとるか、値段をとるか | トップページ | 6月最初から難しい話ですみません »