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2011年10月21日 (金)

独・裁・裏・表

中東リビアの独裁者カダフィ大佐の殺害。
現地ではかなり喜びで盛り上がっていますね。これから暫定政府の評議会によって新体制に切り替わって民主化へ向かっていきそうです。テレビでの市民からは「これで自由と安寧が訪れる」と歓迎してますが…ただ私にはこのままリビアが安定した民主化に繋がるかというと「?」だと思います。
今まで独裁者による1点主義によって、安定していた部分は多いはず。特に治安に関しては軍部を動かせるわけだから「逆らったら殺される」という点を除いては安定していたともいえます。
ところが独裁者がいなくなり、それぞれの派閥が集まった評議会で政府を作る事になると、それぞれが利権を主張して対立し、軍部まで動かせるようにはできなくなり、さらに貿易面でも欧米諸国の草刈場になって、原油などの資源だけ取られて見返りは少ないという状態に陥り、治安も生活も悪くなる恐れもあります。
現にアフガニスタンやイラクは正にそういう状況なのですから。
既に日本でも「原油」「マグロ」の資源獲得を伸ばそうとしてるみたいなので、これからリビアがどうなるか不安になってきます。もちろん独裁者が好き勝手牛耳るのが正しいというわけではありませんが、独裁者がいたから安定していたという面がある事を忘れてはいけません。

その一方で、日本。
大阪府の橋下知事が大阪市長選出馬のための辞任。いろいろ騒動を起こしている知事が、今度は府と市を一体にした改革に乗り出して、議会と対立している状態です。
市民からは「実行力がある」「改革しようと頑張っている」という意見がある一方で「上から目線」「ズケズケとものを言う態度が理解できない」と賛否両論。
こちらは自ら「独裁」を掲げているだけあって、どんどん改革の障害を排除していますが、さすがに既得権を持った議員達には不満でしょうに。
でも本当の改革は、市民の音頭取りばかりせずに、既得権や見返りを排除しなければ財政再建も町の整備も出来なくなります。その点では橋下知事の決断は正しいといえます。もちろん、他の政党の抵抗もあるでしょうが、そこらをどう切り抜けるかが見ものです。

毎度書いている事ですが、「決断力と独裁は紙一重」なので、我ら国民はテレビの情報に流されずに、やった行動をよく見てから、その指導者を判断すべきです。

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