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2011年12月22日 (木)

86(またはBRZ)で思うこと。

トヨタとスバルの共同開発で何かと話題になっている車「トヨタ86」と「スバルBRZ」。モーターショーでも注目されていましたが、ネットでは早くも賛否両論が起きていますね。
久々のスポーツカーだ
出来がすばらしい
ぜひ乗りたい」という絶賛がある一方で、
若者に200万以上する車が買えるか
実用性のない車は売れない
ATがある時点でダメ」と批判的な意見もいろいろ。

2011tokyo020車のファンなら知っている名車、「4代目トヨタカローラレビン・スプリンタートレノ」の愛称が形式名「AE86」から「ハチロク」の愛称で親しまれた事から、今回の「86」もそれを継承した車として作られました。ただし、生産は主にスバルが行い、FR(後輪駆動)で水平対向型エンジンを搭載した本格的なスポーツカーに。当初は「出来るだけ安く」を目標に掲げていましたが、燃費や環境問題もいろいろ山積みになり、結局エンジンも新開発になるなどかなりのコストアップになってしまいました。

で、私に言わせれば、この車の選択も「あり」だとは思うのです。もちろん軽やハイブリッドのように燃費がいいわけでなし、ミニバンのように実用性のあるわけでもないので、買う相手がかなり限られてしまうのは事実でしょう。
でも「荷物も載せないし、1人か2人で出かける機会の方が多いから」という場合では十分選択肢に入れても良いと思うのです。
家族はミニバンやら軽やら乗ってるから自分はこれでいいとか、夫婦なら奥さんの軽をメインに使って、遠出や1人での通勤ならこれ、というのもありでしょう。
家族みんな同じような大空間、超低燃費な車に乗るというのもありかもしれませんが、少しは楽しい車を置くのもありじゃないでしょうか。
正直私も、親父がミニバン(MPV)、母が低燃費のコンパクトカー(デミオ)に乗っているので、荷物や大勢の人を乗せるなら親父の車、家族だけで出かけるなら母の車と、ほとんど私の車(インプレッサ)は私1人しか乗っていません。それならばスバルBRZにするのも一つの手かなと思っていたりもしています。(もちろん車中泊や物作り材料運びなどもあるので、結局新型インプレッサになるんだろうなあとも思いますが)

しかし、言わせて貰うと、今回の86は「これは高性能なスポーツカーですよ」と押し付け感のあるところが嫌なんですよね。やれハイオク使用のFA20だ、やれ18インチのタイヤだとゴテゴテいろいろ付けてあるかと思えば、最安値バージョンはインパネのパーツなし、バンパーも黒とレース使用前提にしか思えない選択肢。ハチロクってそういう車だっけ?とか思ってしまいます。
私の友達の中にもハチロクに乗っている人がいますが、ほとんどはエンジンを新型の仕様載せ替えた車です。もともとの搭載車が非力で単純なエンジンだっただけに、サスペンションやら電装系やらチューニングパーツが豊富な事も相まって、現存するハチロクのほとんどは改造された車でノーマル車は数えるほどしかありません。中には、低価格モデルとして用意されていた1500cc仕様(AE85型、いわゆるハチゴー)もエンジン換装や改造を施して使用されたりと、ほとんどは自分の手で改造をした車がほとんどです。
本当に走り屋でパワー命の人は、いきなり高性能の高い車を押し付けられても見向きもしないと思うのです。中にはSTI用のEJ20ターボを86に載せようと考える人もいるかもしれません。それなら、標準仕様は高性能車種は1つにしておいて、必要装備を載せてパワーを抑えた仕様を置くべきです。
ぶっちゃけた話、BRZにインプレッサ用のFB20(レギュラー仕様)を載せてCVT車にして、タイヤも16インチに抑えて軽量にして、価格を170万以下にした仕様(いわゆる現代版ハチゴー)もあってもいいと思うのですよ。「性能を求めている人は高性能版、または低価格仕様に乗って資金に余裕ができたらエンジン換装でカスタマイズ」なんていう流れこそ、ほんとのハチロクの精神を引き継いだ車だと思うのです。ぜひともこういう事をトヨタとスバルは考えて欲しいですね。もっともトヨタ的には「ここまでコストをかけたんだから、これ以上は無理」とか言いそうですが。
まあともあれ、正式な発表は来年2月。あとは実際に乗ってみて確かめてみますか。

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