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2011年12月20日 (火)

本心は永遠の闇の彼方へ

昨日の昼に報じられた蒼天の霹靂、北朝鮮の金正日総書記の死去。
ニュースはもうトップニュースに挙げて、他の「橋下市長始動」「青森山田高校野球部で部員が暴行で死亡」などのニュースが一気にかき消されました。今朝のニュースでも、今後の核問題・拉致問題の見通しをマスメディアらしい不安めいた報道で描く一方で、早くも後継者の三男・正恩氏の事を取り上げています。
まあそこらはいろいろ憶測が交雑してるのですが、私には不可解な死にも見えてきます。積極的な外交を進めている一方で、突然韓国に対して攻撃を加えたり、短距離ミサイルを発射して挑発したりなど、軍事と政治がバラバラな気がするのです。
私には、どうしても金一家は「看板」のような気がするのです。父親である金日成氏も、韓国と積極的に対話しようとした矢先に突然の死で正日氏に交代した感じがします。その後に核実験を繰り返すなど強硬になる一方で、日本で当時の小泉総理が急遽北朝鮮に訪問して正日氏に直接対話をすると、涙をして拉致被害者を公表したり、一部帰国させるなどいきなりの柔軟姿勢に。
思うに、軍部としては強硬を貫くべきと押し通されて、一方の正日氏自身は、もっと友好的な外交をしたかったのではないかと思うのです。つまり指導者として「指示」「命令」は出来ても、それは軍部の意向をそのままやらされていたのではないかと。(もちろんこれで正日氏は独裁者ではないわけではなく、結局指示や命令をしているところに独裁者としての責任は重いわけですが)
そうなると、海外留学をしながら積極的に報道に答える長男・正男氏を後継者に推さず、今でもあまり実像を見ることが出来ない三男・正恩氏を後継者にしたのもうなずけます。積極的に話す指導者よりも、軍部の思うままにいける若い指導者の方が都合がいいからです。結論を言うと、今後指導者が変わっても、しばらくは北朝鮮は今の状態が維持されるか、やや強硬姿勢になるかもしれません。軍部自体が変わらないわけですから。柔軟になる可能性があるとすれば、事実上の親分である中国が動くかどうかです。
ここまでの話はあくまで私の素人推測ですが、少なくとも正日氏の本心は結局分からないままになってしまった事は事実です。

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