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2013年8月27日 (火)

まずはこちらも理解しなければ

先日、新聞の読者欄を見ていたら「無宗教の慰霊施設を」というのがありました。靖国神社の問題やら歴史認識で中国と韓国がギクシャクしてる中で、宗教にとらわれない戦没者慰霊施設を作るべきとの事なのですが、私に言わせれば矛盾といわざるを得ません。「慰霊」という時点で、「霊を慰める→霊を信じる」わけで、これも立派な「宗教」です。そもそも中国や韓国にとっては、A級戦犯だけでなく「戦没者」そのものにも軍人が含まれてるわけで、たとえ靖国神社を破却して別の施設を作ったとしても、その施設も「悪人を祀ってる」と非難されるだけですよ。

日本には「どんな悪事を重ねた人間でも、死んでしまえば善悪はなしで弔わなければ。もし慰霊もせずに放置すれば、むしろ悪人ほど霊となって、祟りや災いが起きる」という観点が昔からあります。霊や祟りにかなり敏感なので、葬式も行うし、墓場などを移動する際はかならず除霊の儀式を行ったり、テレビでもお馴染み警察の科捜研でも、遺体の司法解剖の際はまず手を合わせて黙祷を捧げてから行うなど、とにかく善悪関係なしで慰霊するのは当然と受け止められています。「霊なんか信じる人なんて少ないんじゃない?」と思うあなた、霊が信じられてないなら、貞子の映画が人気になるわけがないですよ(笑)

一方中国や韓国はガチガチの儒教中心で、霊をほとんど信じない人ばかり。だから「死んだところで悪は悪。存在すら許されるべきではない」という観点が根強い人たちばかりです。昔には悪政をしいた皇帝の国が滅ぼされたとき、殺された皇帝は吊り上げられた上に手足をバラバラにされて川に捨てられたといいます。また仇を探して、その仇相手が死んで墓にいたと知ると、それを掘り起こして遺体を引っ張り出して散々に棒やムチで叩いたりしたという話もあります。
要はこれらの国では、清水の次郎長の美談(海に打ち上げられた遺体を敵味方関係なく弔った)や、菊池寛の「恩讐の彼方に」のような小説は「ありえない」のです。例え何年かかっていようが、悪人は悪人としてとらえられているわけで、だからこそ今でも豊臣秀吉や伊藤博文は韓国人からも憎まれています。

ここまで書いて、中国や韓国を「とんでもない国」と捉えてしまうかもしれませんが、まずは、相手の風習と価値観を理解することが大事なんじゃないでしょうか。
相手側も自分たちの尺度で日本を見てるから批判してるわけですが、逆に言えば日本も日本で、相手の価値観や風習をほとんど理解しないまま、日本の尺度で反論しているようにしか見えません。だからこそ、特に韓国は態度を硬化させて日本批判を繰り返す、日本も理解しないまま自分たちの価値観を相手国に押し付ける、だからさらに態度を硬化して・・・と繰り返し続けているような気がするのですよ。まずは相手の尺度で考えて、そこから自分たちの国の意見を主張しなければ、これからもずっとこの問題は続くでしょうね。韓国の史家の中にも真の歴史に気づいている人達もいるので、まずは相手を知る事から始めるべきではないでしょうか。
・・・もっとも今の自民党政権じゃ、のらりくらり外交で難しいと思いますがね(汗)

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経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

韓国と言えばエアダブリンはどうしてるんでしょうか、というか韓国の競馬の規模ってどれぐらいの物なんですかね。

投稿: ウィザード・T | 2013年8月28日 (水) 05時53分

アドマイヤドンやエアシェイディも種牡馬として韓国にいるみたいですね。競馬場も徐々に増えているみたいで、これからというところ。ただダートのみの開催のため、アメリカ産種牡馬の成績に押されてるとか。

投稿: 蒼兵衛 | 2013年8月29日 (木) 20時18分

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