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2013年9月 8日 (日)

7年分の「宿題」

招致合戦競走を続けていたオリンピック開催都市は結局東京に決まったようで。早くもマスコミは「オリンピックで元気になる」「経済効果は4兆円」とかいろいろ騒ぎまくっているそうですが…

まずはこれまでの招致レースを競馬風に解説(笑)各国が脱落するなか、スタートを切ったのがマドリード、イスタンブール、東京。出だしではトルコのイスタンブールが勢いよく先頭に立っていましたが、反政府デモや建設地問題で向正面辺りで東京が前に出ます、しかし第3、第4コーナーを曲がった辺りで、福島原発の汚染水問題が表面化して東京が伸びを欠いて。そこに財政問題で後方待機していたマドリードが「既に8割の五輪施設が完成」を掲げて、徐々に差をつめます。
そして最後の直線、マドリードがさらに差をつめようとしたものの、反対派や2024年のヨーロッパ開催を狙った感で脱落、東京とイスタンブールの叩きあいの末、治安と安定性で東京が1馬身差を付けて勝利といったところでしょう。

まあともあれ、2020年にオリンピックが東京で決定したわけですが、それは同時に課題も背負う事になります。
汚染水問題はもう福島での努力をしてもらうしかないのですが、それより問題はやはり財政面。いくら候補3都市で一番の安定性といっても、日本だって1000兆円の借金をかかえる財政難国。それもほとんどは政治家の汚職よりも「国民の楽した分のツケ」が多いですからね。ここに五輪向けの整備のために、支出が増えていくわけですから、「五輪前の経済効果」よりも「五輪後の大不況」の方がよっぽど心配ですよ。借金と無駄に大きな施設だけが増えた長野なんか見ればよく分かるはず。もちろん「既存の施設を改修してコンパクトにまとめる」というのは正しい方法ですが、さらに五輪後を見据えた財政面を考えるべきじゃないでしょうか。

ともあれ、あと7年。この「宿題」をどう日本が片付けていくか。それとも夏休みの子供のように最終日にあせって仕上げるつもりなのか。長いようで短い7年だと思います。

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