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2013年11月27日 (水)

COTYに思うこと。

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東京モーターショーの話、最後はこれ。
毎年優れた車に贈られる賞の一つ「日本カーオブザイヤー(以下COTY)」。今年受賞したのは今回7代目となるフォルクスワーゲン(以下VW)・ゴルフでした。インポート・カーオブザイヤー(輸入車部門)がありながらも、総合的に輸入車がCOTYを取ったのは史上初めてとなります。燃費だ、デザインだと毎回引っ張り出す日本車を抑えての受賞は、ある意味必然的かもしれません。

2013tokyo012
日本の最近の車は、とにかく燃費重視(しかも実際走行よりカタログ燃費重視)、デザイン重視、大きさ重視と、見た目と燃費ばかり目が言っているような気がします。安全を考えたデザインでも「かっこ悪い」「3ナンバーじゃでかすぎる」と敬遠される事もあったり。
でも近年のヨーロッパでは大分技術が進んで、エンジンのダウンサイジングやディーゼルのクリーン化、自動ブレーキシステムの進化など日本以上の性能を見せます。日本では燃費アリガタヤともてはやされるハイブリッドも、ヨーロッパでは大排気量向けしか人気が無く、むしろファミリーカーはディーゼル車やダウンサイジングが人気になっています。
ゴルフは日本では2Lエンジンぐらい載せそうな大きさの割には、標準クラスで1.2~1.4Lしか排気量がありません(GTIは2L)。そこはターボとスーパーチャージャーでパワーを補えば加速できると読んでいるわけで、実際VWのカタログ燃費は日本車と比べると悪く思われがちですが、実走行の燃費にかなり近く設定されていると言われています。カタログ燃費から実燃費を差し引いた「燃費損失」も、ハイブリッドに比べて少ないとの試算もあります。
日本じゃ「ターボなどの加給機は燃費を悪くする元」のイメージがぬぐえないのですが、ようやく近年になって日産ノートに1.2Lスーパーチャージャーを付けたり、以前書いたスバル・レヴォーグに1.6直噴ターボが装着されることが決まりました。しかしそれでも海外からは大きく出遅れていることは否めません。自動ブレーキ普及もようやく始まったばかりです。

デザインと話題性ばかりが目が言ってしまい、実際の走りはそっぽを向きがちな日本の車のユーザーが多い中、将来のコストや実走行の燃費をしっかり考えたゴルフがCOTYを受賞したのは大きいです。日本のメーカーもぜひとも見習ってヨーロッパに負けない車作りをしてほしいものです。

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