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2013年11月26日 (火)

軽自動車に思うこと。

今日はちょっと誤解を招きそうな話なのでご容赦を。

2013tokyo008
今回の東京モーターショーは軽自動車の新作も多かったです。
スズキからは軽ワゴンのクロスオーバーモデル「ハスラー」を公開。最初は以前に発売されていた「Kei」の後継かなと思ってたのですが、ワゴンRの地上高を上げた感じですかね。いやむしろ無骨さではダイハツの「ネイキッド」を意識したとか?

2013tokyo009
三菱ブースでは来年発売予定の日産との共同開発の大空間ワゴン「eKスペース」を公開。日産の「Daysルークス」としっかり顔の差別化をしております。どちらも実際に室内に乗せてもらえるなど体験ができました。三菱にとっては社運を賭けてる車なので気合が違います。

2013tokyo010
ダイハツでは新型タントの他、コンセプトカー「KOPEN FUTURE INCLUDED」なども展示でしたが、人気がありすぎて写真がとれず・・・ホンダの軽スポーツ「S660コンセプト」も同様…
ともかく、軽自動車の人気が良く分かります。

ただ、タントなどを見ていると、ドアパネルのあまりの薄さに不安が。普通車の買い替えから流れる人のニーズに答えたのでしょうが、「軽自動車」の規格限界まで空間を広くしているため、ドアパネルやエンジンルームにしわ寄せが来ている感じです。騒音対策は難しそうだし、いくら衝突実験で「平らな衝突物」にぶつけて安全性を実証しても、実際の走行では平らな衝突物なんてそんなにないし、基準速度以上で走る車が多いからつぶれやすいのは間違いありません。

そろそろ軽自動車の規格や税制も見直す時が来ているのではないでしょうか。
そりゃ税金が安いのに越したことはありませんが、実際はそのせいで「楽したツケ」がたまりつつあるのも事実。いずれギリシャの二の舞になるでしょう。どうみても7200円という軽自動車税は50年前基準かというぐらいのエコヒイキ感。私的には10000円ぐらいでも問題ないと思うのですが。その規格からはみ出ただけで30000円に跳ね上がっているのですから。
「普通自動車税を安くすればいい」といいますが、今後の自動車環境からは無理があるし、第一その自動車税は道路維持やインフラ対策に使われるため減るのは大問題です。「政治家・官僚の無駄使い」を無くしたとしてもまかなえるわけがないのは、以前に書いたとおりです。

スズキの会長が「軽自動車増税は弱いものいじめだ」といっていますが、従業員の給料を上げようとしない一企業がよく言えたもんだなあと思います。スズキの地元では不当な扱いで抗議している団体がいくつある事か。弱いものいじめしているのはどっちだとか思ってしまいますよ。第一それなら現在の規格を見直せとかいうのが普通でしょう。

私としては、今の軽自動車規格とは別に、一回り大きくした第2種軽自動車規格(簡単に言えば軽の3ナンバー)を新設すべきだと思うのです。
大きさを全長3650mm×全幅1550mm、排気量は850cc以下、乗車定員は7名以下として3列シートも可能、税は15000円程度として、その代わり旧規格も含めて、ボディの厚さやクラッシャブルゾーンの確保など衝突安全基準をさらに厳しいものにするわけです。
そうすれば新たな需要も開拓できるし、国内外メーカーも開発しやすくなる上に、新興国向けに低コストで流用する事も可能になるはずです。こういう規格をぜひとも検討すべきだと思うのですが・・・

しばらくは軽自動車の天下は続くでしょうが、そろそろこのかび臭い規格と税制を見直す方がいいかと。これ以上ボディを薄くして空間競走をしてたら安全にかかわるのですから。

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コメント

馬鹿 乙

投稿: 正道 | 2014年8月14日 (木) 23時45分

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