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2017年11月11日 (土)

コンセプトカーに思うこと。

というわけで、すでに終了してますが東京モーターショーの話です。

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今年もいろいろコンセプトカーが多かったですが、何となくワンパターン化してる感がしてるのは気のせいでしょうか。若者向けにVRブースで注目させたり、コンパニオンによる寸劇のような演出などをしてますが、結局はそれはショー限定の車であって、乗る事は出来ない車。「夢のある車」ではなく「夢で終わる車」ばかりなんですよね…
いい例が前回のトヨタの「S-HR」で、86より小さいコンパクトスポーツカーを出すと意気込み、CMで走らせるなど見せておきながら、結局は開発中止でヴィッツベースのハイパワーモデルになるとの事。やはり夢のある車とは、多少高くても頑張れば乗れる車だと思うんですがね。

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ダイハツのように車そのものはコンセプトカーで、エンジンなどで今後出すよというがめつい演出も困りもの。1Lターボと1.2Lハイブリッドとスズキと同じ構成をするのはいいのですが、ほんとに出すのか?と疑問に。何せ実物のエンジンも見せずじまいなんですから。そこらはスズキの方が技術をいろいろ見せていて良心的でした。

そこら辺の所が、東京モーターショーの入場者数減につながってるんじゃないかなと。周りの海外のモーターショーでは「実際に乗れる車」のワールドプレミアモデルがガンガン登場して注目を浴びる中、今回の東モでのワールドプレミアはほとんどがコンセプトカーと日本専売モデルばかり。
日産リーフやマツダCX-8、トヨタのJPNタクシーは東モ前の9月に発表してしまい、出るとうわさされていたスズキの新型ジムニーは来年にずれ込むなど、肩透かしをくらった形です。

乗れないコンセプトカーを出す前に、これから乗れる新型車をもう少し見せられるモーターショーにしてほしいものです。実際にポルシェやBMWなどの高級輸入車、またバスやトラックの運転席が乗れる展示ブースでは多くの人が乗って楽しんでいる様子が見られました。これらは「ものすごく高いけど頑張れば買えない車ではない」わけで、そういう車を人は見たいと感じてるんじゃないでしょうか。

そんなわけで、これから実際に乗れる車で、私が注目した車を勝手にベスト5にしてみました。コンセプトカーよりこちらの方が興味を引いたので。

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第5位:日産セレナ・e-POWER

ついに、というよりは、やっと正式公開となったセレナのe-POWER。ほんとは今年8月にも発売かといわれていたのですが、やはり新型リーフのシステムとの兼ね合いもあったのか、かなり遅れて来年春ごろになるとの事。モーターアシストではなく、エンジンは発電機にするシステムなので、トヨタやホンダのHV車より燃費は向上するはず。特にホンダのステップワゴンHVは1.5ターボではなく2.0NAになってから残念感がアップしたからなあ…
検査不正で揺れてはいるものの、日産にはぜひともEVシフトの先進性で頑張ってほしいです。

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第4位:スズキ・スペーシア(コンセプト)・スペーシアカスタム(コンセプト)

だんだん軽の大空間コンパクトワゴンがだんだん角張った車が多くなってきたところがあるなか、丸みを帯びたデザインに一新したスペーシア。私的にはホンダN-BOXより好みです。

もちろんマイルドハイブリッド車にしてます。マイルドHVに関してはうちで乗ってるフレア(ワゴンRのOEM)で性能がいい事はわかっているのですが、やや重くなるこの手のタイプで坂道はどうかな~といったところ。まあそこはスズキお得意の徹底軽量化で頑張るんでしょうけど。

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ただカスタムに関しては絶対「〇〇に似てる」とか揶揄される感じがするんですよね。
でもね~最近の車はどのメーカーでも新型にすると「〇〇に似てる」と言われるわけだし、そこまでやり玉に挙げる必要がないと思うのですが。要は乗ってからの性能が大事なわけなんですから。

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第3位:トヨタ・JPN(ジャパン)タクシー

前回のモーターショーでコンセプトカーを出して、その後改良して正式発売となった稀有な例。後ろをスライドドアにして車いすの乗り降りもできるようにするなど、半ワゴンのデザインは利いてますね。雨の時に傘をたたむのにも楽にできそう。タクシー会社にとっては待望のLPGハイブリッドなので注目なのでしょうね(実際に静岡のタクシー協会でも導入促進を決定したそうで)
でもこれ、車いすの人も載せられるなら、介護用送迎車としても使えそうな気がしますが、名前が「タクシー」なのでどうなのか(笑)別モデルとして名称を現行の「コンフォート」として発売してみては?
そして気になるのは教習車はどうなるのかという事。今では「コンフォート」が教習車の定番になってますが、今後生産終了でどうなるのか。HVのプリウス教習車もあるみたいですが、今の自動車学校の車の大半はコスト上ディーゼル車。すんなり変わるとは…
ちなみにディーゼル車としてマツダ・アクセラの教習車も最近は増えているようです。

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第2位:スズキ・クロスビー

以前からうわさされていた軽のハスラーベースのワイドモデルが正式公開。見た目は確かにハスラーを横に伸ばしたようなデザインですが、外板パネルは大部分が一新されています。まあベースはスイフトなわけですから…そこらはソリオやイグニスとですね。
エンジンもスイフト同様1Lターボと1.2マイルドハイブリッドの構成。いずれはフルハイブリッドも2駆限定で出すでしょう。
これは何となくイグニスより売れそうな予感。後ろの広さから言えばこちらの方が上なわけですから、スキーや釣り好きには軽より室内が広くて、C-HRやジュークなどのコンパクトSUVより小さいわけですから。家族車にも最適でしょう。
ただそれでイグニスがいらなくなるわけではありません。あれはあれでその形はどっしりとした安定した形なわけで、正統派といえばイグニスの方が上でしょう。まあ4駆のフルハイブリッドが出ればいう事はないのですが…

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第1位:ダイハツ・ハイゼットカーゴ

意外!と思われるかもしれませんが私的1番はこれ。
DNコンパーノなど注目のコンセプトカーが大きく演出されるなか、ダイハツブースの片隅に1台だけ置かれていた軽の商用ライトバン。今冬発売予定のハイゼットカーゴが正式公開となりました。見た目は先代と同じシルエットなのでマイナーチェンジにも見えますが、現行の最新エンジンに合わせたプラットフォームに一新してあるみたいで、まぎれもなくフルモデルチェンジです。
その効果は燃費にも表れていて、展示モデルは4WDのATでJC8モード17.4㎞/l。現行モデルが16.0km/lですから大分向上しています。2WDなら19㎞/lいくかも?さらに安全システムの「スマートアシストⅢ」が商用車初の搭載となり、オプション装備でカラーを乗用車並みに選べたり、LEDヘッドランプが選べたりと、軽ライトバンらしからぬ精悍な顔つきになりました。

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リアドアパネルは先代の流用ですが、テールランプは一新。安っぽい形から大きくイメージチェンジをしています。

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内装も書類スペースが大きく開いていたり、オーディオ枠も200㎜ワイド化して、エアコン吹き出し口も見ても、パナソニックの9インチナビも十分干渉せずに入れられるかも?

で、ここまで注目するのは、こういう車こそ取り上げてほしい車だから。一番身近で、会社から農家、若者からお年寄りまで利用する人が多く、何より低価格の車だから。
実際に見に来た人には「これ天井に釣り道具載せられるよね」「郵便局で増えたら面白い」「普通にカスタマイズできそう」と担当のスタッフと話している様子も見られました。実際見ても、「ここをベッド代わりにすればキャンパーにできるな」とか「自転車とか載せて、空いてる駐車場から自転車でイベント会場にいけるかも」とかいろいろ可能性を感じてしまいます。片隅に置いてあるのが惜しい車です。
そして気になるのがワゴンモデルのアトレーはどうなるかという事。当然ターボモデルになるでしょうし、ワゴンならアイドリングストップも付くかな?とかリアシートはどうなるかな?とかいろいろ考えてしまいます。当面買う予定はないのにねえ(笑)

でもその位考える方が「夢がある車」じゃないですか。改めて言いますが、東京モーターショーはこうあるべきです。

*追伸。
あとでマイナーチェンジモデルである事が判明…とはいえ、別に魅力が落ちたわけではありませんが。またアトレーの新型も発表。これかなり質感高くなってるじゃないですか。いいねえ。

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